大雪

激雪。鬼雪。というか今週いっぱい雪?あははそんなのウソだよ?ありえないありえない。というくらい雪。
車道は一面氷張り、歩道は雪積もり放題。除雪しろ。仕方ないので先人の偉大なる足跡(ホントに偉大)を頼りに行軍、気分は南極探検隊いやむしろ雪山登山の遭難者。あ、ジーンズは凍り付いてるけど無視して。あれ、何か今、空いてるバスが俺を追い抜いて行ったんですけど、気のせいですか?いや、俺、ついさっき人多すぎでバス乗るの諦めて歩き始めたばっかだし。あ、また一台……(゜д゜)ドウナッテンダコノバス
 
何にしろ一限目、間に合いませんでした_| ̄|○(単位、大丈夫かしらん)

何にしろお家に帰ろうとせっせと歩いてると脱輪して困ってる人が居るわけだ。俺は助けますよ?善良な一般市民なるこの上なく凶悪な存在を目指すトヤマとしては一も二もなく「大丈夫ですか?」とか善人ぶって声かけちゃいますよ?いいんだな
思い起こせば2年前、同じ箇所で同じように脱輪して往生してるお嬢さんが居ましたがその時は遠慮なく無視しました。助けてあげたら素敵な出会いの始まりだったかもしらんのにまぁ、とか何とか考えたわけではなくて、単純に良心がずきんずきんと痛むので助けるのですよ?そもそも今回難儀してるのはヤローだし。
で、お節介にも助けたわけだが、無理。これっぽっちも望みなし。そもそも片側2輪共完全に側溝に嵌ってる上に路面はカチカチに固められた雪、この状態でスコップ以外の道具一切無し、助っ人は俺ともひとり通りかかった女の人の2人だけでどうにかなるわけない。諦めてJAFった彼一人を置いて、通りすがりの善良な女の子と天気の話などしながら帰りました。うわぁ、へたれ。
こうして今日も、善良だけど何の役にも立たない、救い難い生物(なまもの、と読む)としての矜持を更に深く抱くことに成功しました。生きてるって素晴らしいですね。