マンゴープリン

この章、トヤマの激しく惨めな食生活&金沢限定のとてつもなくローカルなグルメ話によって構成されてます。そんなウゼーもの読みたくねーよという方、飛ばすな。
許さん。断固して読み飛ばすな。「ツマンネーのは読み飛ばせばいいや」という反抗的な態度でこの日記を読もうなどと甘っちょろいことを考えてる奴。オメーだよオメー。いい加減ママのおっぱいから旅立て。それは子供の食い物じゃねぇ。親父が人生の夢と希望を墓穴に突っ込んで手に入れた、価値はないが非常に高い代価を要求する恐ろしい宝物だ。いい加減親父に返却しろ。
世の中両親のようにオマエを愛してくれる人間ばかりじゃねぇんだよ。寧ろオマエを愛してる奴など居ない。どこにもいない。皆無だ。腐れヒッピーどもの教祖であるジョン・レノンですら歌ってる。Nobody loves youと。いい曲だ。誰も愛してなどくれない。世の中ぁ優しくねぇ。
だがオマエはそれにも関わらず、甘美な幻想を現実のものだと勘違いしてここにやってきた。ツマンネーものは読み飛ばしてしまえばいい。そういう権利が(読者である)オレにはある。そう考えてだ。
 
ふ ざ け る な !
 
オマエに権利などない。生まれたてのサルそっくりのガキよりもケツの青いオマエに誰が権利など与えてくれるというのか。オマエに生存権はない。ただ単に労働力として生かされているに過ぎない。
オマエに財産権などない。お前のものはオレのもの。資本主義とは由緒正しきジャイアニズム。強いものが弱いものから奪い、奪われる骨肉相食む戦争だ。権利がオマエを守ってくれることなどない!
自由?権利?何だそれ。
そしてもちろん、オマエにはこの日記を読み飛ばす権利はない。そんなもの俺が認めない。ただの一文字も漏らさず読め。誤読の自由も解釈の自由も認めない。一言一句違わず書かれた文字だけに従え。オマエの考えなどいらない。疑問も許さん。ウスノロはウスノロらしくバカみたいに俺の命令に従っていればいいのだ。
読め。ただひたすら読め。
 
 
 
 
近頃生活が奢多に過ぎると自分自身で思うことが多い。1日2日パンで食いつないだら次の日は外食(ラーメンかハントンライス*1)で腹を膨らませるという按配。6枚切り食パン一袋141円也で1日と半分は過ごせる。外に食べに行く場合は大抵、『ラーメン全日本』のラーメン+ライスで700円、もしくは『すぎの実』の「ハントン大盛」700円。1日パン食って次の日外食というローテーションで考えると、2日間の食事費用は消費税も込みで900円ほどになることになる。もちろんこれは安い時で、『ジャーマンあき』の「Wハントン」1000円や『シェ・クープル』の「若鶏とキノコのクリーム煮込み添えのオムレツライス」980円などは+300円の大変に贅沢な食事になるのだ。
これだけなら、一ヶ月の食費ざっと15000円程度で済むのだろうがそこはそれ、3年前と比べて格段に贅沢の味を知ってしまった舌がさらなる要求を出す。ので、ジャスコのデザートコーナーで20〜50%引きになった商品を狙って同様の財布が軽く、食い意地の張った精神を保持する学生同士で日夜戦いを繰り広げているわけだ。<何て嫌な戦いだ
で、本日はマンゴープリンを勝ち取ってきて、机に置いたままゲームなどを少々やっていたところ溶けてた
へぇ、ふ〜ん、マンゴープリンって、常温で溶けるもんなんだ……
…………。
トリビア!?(溶けたプリンを飲みながら)
 
……といった爆発的にどうでもいいような話です。みなさんちゃんと読めたかなぁ〜?(教育番組のお姉さんっぽく)
うん、要は、「マンゴープリンは常温で溶ける」ということを伝えたかっただけ。ここ重要。ポイント。ていうかこの14文字以外全部不要。邪魔。
この日記はいつもそういった要らない要素99%で構成されていて残りの1%がとんでもなくつまらなくどうでもいいエピソードなわけだが、そんなものをわざわざ読む奴ぁ頭がどうかしてると思うよ?
読んじゃったみなさん、ご苦労さんでした。ぷ。
 

*1:金沢のローカルメニューで、一般的には半熟薄焼き卵の乗ったケチャップライスの上に白身魚のフライとタルタルソースなどが乗っているものを指す。金沢の洋食屋は大体これを装備しており、店によってソースの味上に乗っているフライなどが違うので安価で食べ比べが楽しめる