なんか

鬱った。
なんかいろいろどーでもいいことばかり考えていたらやる気なくなってとりあえず休学しようかと考えたりしたけどそもそもとりあえずという態度が気に食わんとりあえずなどとよく考えもせず物事を先送りにするような態度が元来事物を好転させ得るか、否さはあらず。なので退学しようかとも考えたけどいろんなしがらみからそうもいかずとりあえず(またとりあえずだ先送りだけしからん)病院行ったら先生が大学で授業受け持ってる先生だったすみません精神衛生学なんて受講してなかったので知りませんでした。で非常にネガティブな内容の設問が並ぶアンケートっぽいものとか脳波検査とかいろいろやって診断はやっぱりというか何というか鬱。先生、それくらい僕にもわかりますとは言いません。医学=科学だから器質的な面のチェックは欠かせないけれども脳波検査ってお高いのねと嫌みの一言も言いそうです保険がなかったら泣くねこりゃ。
で白い小さなお薬を出してもらったので早速馬鹿みたいに開いた口に放り込んで学校行くことにしましたとさ。副作用なのかすげー喉が渇く&すげー寝むっちまうんだけどね。
 

エンジンかからないのでまたもや本の感想。
 
 
 
綾辻行人『どんどん橋落ちた』読了。
「壁投」の悪評も聞かれる難問推理パズルを集めた短編集。どんなもんだと読んでみれば、ぎりぎりの線でフェアではないかしらん。手掛かりも条件もきっちり提示されている以上、その枠内で推理を展開して正解に至るのは不可能ではない。正解しないけど。最初からイロモノとわかって読むのなら楽しめるかと。
あと『伊園家の崩壊』が一番楽しかった。フネ発狂刺殺自殺ナミヘイ借金アル中凍死マスオ浮気サザエ麻薬カツオ不良ワカメ事故下半身切断タラ虐められっ子イクラ残虐低能児と見事な崩壊具合。嫌だこんな磯野家。
 
 
物集高音『吸血鬼の小壜 第四赤口の会』読了。
氏のしたためる文章は癖が強いがそれさえ慣れれば大量のフォークロアな薀蓄の海におぼれて楽しむことができる。本書では花咲爺、手無し娘、吸血鬼、口裂け女の伝説を民俗学に絵解きしているが、中でも花咲爺と手無し娘の謎解きが思わず楽しめたのは行幸。もっとも民俗学などは大学の一年時に講義をとってすぐ放り出したような門外漢なので考察の正確性にはとんと口を出せないのだが。本書は素人が読んでも趣旨を理解し、楽しめるのならそれで成功なのだろう。
寡作なのは書の内容上仕方ないことであろうか。系図屋のシリーズも書いてもらいたいものである(こっちも大変そうだけど)。
 
 
奈須きのこ空の境界』上巻進読中。
なんか読みにくいなぁ。講談社が「新伝綺」なるジャンルをずいぶんと気合入れて売ろうとしているようなので手を出してみたが、俯瞰風景に関する考察の会話すごくわかりにくい。章を読み通さずに感想を述べるというのもアンフェアなので一応全部読んでみるつもり。
 
 
 
日がな本ばかり読んでいるのも疲れるので息抜きに図書館と本屋へ。
ダメだな、おれ。と思う。 ←日記

久しぶりに自分のサイトを見てみると、一ヶ月の1/3ほどまるっきりサイトに関する全てを放棄していたようである。
しょうがないので適当に読んだ本の感想など書こう。
 
 
 
『黒冷水』読了。
手元にないので作者は忘れたが綿谷のりさたんと同じ文藝賞を最年少17歳で受賞した作品だそうだ?
装丁とタイトルにちょっと惹かれたので読んでみたがどう考えても文藝賞の器とは思えない話。
兄の部屋を執拗にあさる弟、それにムカついてやり返す兄、狂える弟シンナーとヘロインで人格崩壊。という現実を遥かに超越した兄弟喧嘩の話。書き方によっては読めるようになるのかもしれんとは思うが、とてもすんなり納得して読めるレベルには構築されていない。仕掛け上そうなっているのかもしれないが、それでも全体を俯瞰して文藝賞を取れる話とは思えん。話は不愉快だしキャラに魅力ないし読後にこれといった収穫もないし。
いったい、こんな作品に文藝賞を出さなければならないほど応募作のレベルが低いのだろうか?
と思いながら巻末の宣伝ページを見るとこの回の文藝賞は三作品同時受賞である。
どう考えても賞出しすぎ。
そこまで賞を与えたいほどいい作品がそろっているのか?
その中にこんなものを混ぜ込んでいるのならば、どう考えても『高校生作家現る』といった話題づくりのための受賞としか思えないのだが、どうなんだろうか。
 
 
新堂冬樹『炎と氷』読了。
いつもと変わらぬ新堂作品。
ちょっと癖のある文章、過度の暴力描写、適度に下劣(そしてちょっと笑える)なエロ描写、金にどこまでも汚い主人公による安心の闇金覇権物語だ。
基本的な要素は『闇の貴族』や『無間地獄』と一緒である。過去(大抵父親)にトラウマ抱えて金に命と同等なほどに執着を持つ主人公(闇金融のボス)が同じように金を狙う勢力(ヤクザなど)と対立して最後には敗れて死ぬ。本作では炎のように激しい暴力を誇る世羅と、氷のように冷酷な頭脳を持つ若瀬、この友人同士の金を巡る抗争、というお話。
目新しいところは何もないが素直に楽しめる作品である。ということはそれだけマンネリ化しているということでもある。
近作に目を向けると『ある愛の詩』、『銀行篭城』、『三億を護れ!』などと闇金融から離れた話が目立つ*1。著者自身も闇金を舞台にした物語の量産がもはや限界に来ているということを自覚しているのだろう。
しかしあの新堂冬樹が、純愛物語を書くというのはどうにも信じがたい。闇世界以外を舞台にした初めての作品『忘れ雪』が出たときには本気で腰が砕けそうになったものである*2
新堂冬樹=金と権力を巡る人間のドロドロの欲望が渦巻くノワールという既成の枠から出ることのできない読者というのも困ったものである。
 
 
今池電波聖ゴミマリア』読了。
これも作者忘れた。町井登志夫だったかな?『エリ・エリ』に続く第二回小松左京賞受賞作品だと思った。
まずタイトルが狙ってる。小松左京の名を持つ賞を受賞したというのだからさぞかしSFなのだろうと思いきや読み始めるとあまりSFぽくない。ページをめくるといきなり縛られている女の子が粗野で野蛮な大男に腹を思いっきり殴られて流産させられている。孕ませた男が金を払って流産させてもらっているのだ。で、主人公はどういうわけか大男に気に入られて仕方なく連れているだけの少年。力も頭も金もなく何にもできない高校生。いったいどんなSFだ。
町に出るとゴミの山。日本の経済は完全に破綻し人口はどんどん減り高校ではいくつかの勢力が派閥抗争を繰り広げ……なんだ、北斗の拳的SFか。
とにかく読んでいると気分が暗くなってくる一冊だ。日本にはどこにも未来なんかねぇんじゃねぇかと絶望的な気分になれる。とにかく出口のない絶望的日常が展開して実に嫌な話だ。がまぁ、話自体はよわっちい主人公がそれなりに生きている世界を描いていて、そこまで暗い雰囲気ではない。そこにチグハグ感が浮き上がってもいるのだが。
読後感はともかく読んでいる間はとりあえず楽しめた。
 
 
とりあえずそんな感じ。

*1:どの作品もまだ未読である

*2:出たときに新品で購入したが未だ読んではいない。己の弱腰を見るに、どうも本当に腰が砕けたのかもしれない

 
 
 
ところで
 
 
どうしてこんな書き方を
 
 
しているのかというと、
 
 
 
 
何だかそんな気分だから
 
 
なのです。
 
 
 
人間の精神の形は
 
 
いろんな形態で表れるのです。
 
 
 
 
僕は
 
 
どうも精神にムラがあるようで
 
 
 
一ヶ月の1/3ほどは全くすべてに嫌気が差して
 
 
この日記(及び人生の大半)を放擲し
 
 
一ヶ月の1/3は気分が無意味に昂揚して
 
 
がんばってみちゃったりして
 
 
残りは何だかよくわからないもので
 
 
 
今はその残りの状態にあるんだと
 
 
 
思うのです。
 
 
 
具体的にどんな感じかというと
 
 
 
稚い
 
 
 
のです。
 
 
だから
 
 
 
こんな単純な文章
 
 
 
というか変な間
 
 
 
となって表れるんじゃないかなぁ
 
 
 
と思う。
そんな感じ。

 
 
 
久しぶりに
 
 
 
何も用事を言い付からなかったので
 
 
 
図書館へ行って本など借りてきた。
 
 
 
寝床の1/8が
 
 
 
金沢から持ってきた本やら借りてきた本やらで
 
 
 
埋まった。
 
 
 
 
本棚欲しい。
 
 
 

49/22

 
 
 
四十九日
 
 
 
 
でした。
亡くなったおじいちゃんの。
 
 
 
 
 

 
 
 
眠いのに
 
 
 
無理やり起こされて連れて行かれました。
 
 
 
何がなにやらよくわからないけれど
 
 
お経読んで
 
 
お墓に納骨して
 
 
 
 
そしてビールでした。
 
 
酔いと暑さと子供の相手の疲れと
 
寝ました。
ぐーぐー。
 
 
 
寝たり起きたり
 
 
 
大人は大人で
 
 
遺産のお話とか
 
なんとか
 
 
大人のお話をしているので
 
 
やっぱり寝ました。
 
 
 
 
 
家に帰って
 
 
メールチェックしたら
 
 
 
 
BIGLOBEから
 
 
お誕生日おめでとうございます
 
 
 
 
ってメールが来てて
 
 
 
今日
 
はじめて
 
 
おめでとう
 
 
っていわれた。
 
 
 
そういえば
誕生日でした。
 
 
 
 
全く何事もない誕生日で
 
それは実に素敵なことだと思います。
 
 
 
22歳。
 
(1928時)

ひさしぶりにネット繋いだ

 
 
 
実家に帰ったら。
 
 
 
ごろごろごろごろしようと思っていたのに。
 
 
 
 
田んぼへ行ったり温室へ行ったり電気工事へ行ったりで、
 
 
 
 
全然ごろごろできないのです。
 
 
 
 
夏の温室は
 
 
 
 
サウナ状態で
 
 
 
 
ダイエットにはちょうどいいと思いました。
 
 
 
 
一日入れば
 
 
 
 
脱水症状で死ねると思います。
 
 
 
 
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